塗装本舗ブログ

アルバート・マンセル 大先生

2020.04.25
  • 環境色彩コラム

こんにちは、本日はアルバート・マンセルについて調べながら少しご紹介したいと思います。アルバート・ヘンリー・マンセル /Albert Henry Munsell(1858年-1918年)は、ボストンで生まれる。画家・美術教育家。マサチューセッツ芸術大学で油絵を学ぶ。画家で美術教師となる。美術教師として教鞭をとりながら、肖像画家として活動した。とあります。調べてみると、彼の著書で色彩の表記(A COLOR NOTATION)などがありました。とにかくマンセルと聞くと、なんといっても有名なのは、彼が考案したマンセルシステム(マンセル表色系)です。マンセルシステムは色の三属性(色相・明度・彩度)が異なる色票を順序よく配列し、色票に一連の数値を割り当てて表示したもので、最も有名なカラーオーダーシステムではないでしょうか。私たち日本の建築塗装業で一番使われている色票は、日本塗料工業会発行の色票集(624色)だと思います。その色票集も基本的にマンセル表色系をベースに組み立てられています。マンセル表色系は、マンセルブックオブカラー及び日本規格協会から発行されている「JIS標準色票」が実用されている。この表色系は、色の表示が直感的で理解しやすく、また、対象物の実際の色を近似色として再現できる程度の制度があるため、色の現場ではよく利用される。表示精度は5000~6000色程度とされている。んー。マンセル大先生。塗装屋として彼の本”色彩の表記””は一度は目を通したい書物です。また時間があるときに探してみます。

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