塗装本舗ブログ
MINKA SUMMIT 2023
- 環境色彩コラム
あー清々しい。山が私を呼んでいた。
久しぶりの環境色彩コラムになります。少し時間が経ってしまいましたが、先日の4月21日(金)に新城市の愛知県民の森でおこなわれたKominka Japan 主催「民家サミット2023」に行ってまいりました。このサミットは4月21日~4月23日に行われ、その内容はプレゼンテーション、パネルディスカッション、ワークショップ、古民家ツアー、古民家モール、ミート&グリート、キーノートディナーなどです。私が参加できたのは1日だけとなりましたが、すごく良い体験ができたので記録に残したいと思います。そもそもこのサミットは私の知人で岡崎市の「居酒屋じゃない」のオーナー、クレッグさんからお教えてもらいました。私自身、ペンキ屋なので、洋風の現代建築から昔ながらの日本家屋まで色々な建物や店舗の塗装を日々勉強させて頂きながら仕事をさせて頂いております。そんな中、今回のお話を頂きましたので、古民家とは何ぞやという事で、いざ「民家サミット」へ行ってまいりました。私が訪れた金曜日の日程は、「持続可能な林業・森林ツアー」、「焼杉制作デモンストレーション&戸田工務店様のストックヤード見学」、「ミート&グリーティングディナー」などでした。森林ツアーでは新城キッコリーズスタッフさんの案内で林業の仕事場である山の中に同行させて頂き、持続可能な日本の森や木材について、森の生態系などについて分かりやすく説明して頂いたり、ディスカッションしたりしてツアーが進んでいきました。焼杉制作デモンストレーションでは予定通り焼杉制作を見学させていただきましたが、さらに戸田工務店会長の招待で倉庫内の古民家建具ストックもみせて頂きました。ミート&グリーティングディナーではサミットに参加されているアメリカ人、イタリヤ人、日本人の色々な方とお話しさせて頂いたり、瀧下先生ともお話をさせて頂きました。日ごろからテレビでは京都のベニシアさんの番組を何度か拝見させて頂いており、あーいいなー素敵だなーっといつも思っていました。古民家というとデザイン的な観点からの興味がほとんどでしたが、今回のサミットではデザイン的なことはもちろん、もっとその奥にある答えのない、大切なものがあるようなことを改めて教わったような気がします。民家サミットスタッフの皆さん、参加者の皆さん貴重な時間を作って頂き有難う御座いました。またタイミングが合えば次の機会も是非参加したいと思います。